大人でも活字ばっかりだと読む気をなくして途中で挫折、ということもよくありますね。
まだ字を読むのに慣れていない子どもでしたら、なおさら本を敬遠してしまうことも。
そういったときは、まずマンガから入ってみてはいかがでしょうか。
歴史マンガや伝記はさまざまなものがあって、お子さんが気に入るものもあるはず
坂本龍馬や野口英世、マリーアントワネットといった誰もが知っている有名な人の伝記から、ルイ・ブライユといった点字を作った人のマンガまで数多くあります。スティーブ・ジョブズという最近の人の伝記もありますよ。
ちなみに私は長男が読んでいたのを見て、ルイ・ブライユという人物を始めて知りました。このように親でも知らない人物を表紙などで興味がわいて最後まで読む子もいます。
日本の歴史を書いたマンガだけでもいろいろな出版社から出ているので、たくさんの種類がありますし同じ人物でも違う描かれ方をしています。カッコいい絵が好きなお子さん、少女マンガのような絵が好みのお子さんなど、好みの絵から入ってもかまいません。好きな絵の方が読むのも楽しいですし、続きも読んでみようという気になります。
いろいろと見比べて、お子さんにあったマンガを探してみてください。
キャラクターたちが算数や日本史を教えてくれるマンガも
小学生になってくると、ドラえもんやちびまる子ちゃん、コナンなどテレビで観る家庭もありますね。
そういったキャラクターたちがわかりやすく楽しくお勉強を解説しているマンガもあります。
例えばドラえもんですと、国語算数理科社会だけでなく、体育や図工といったものをテーマにしたものがあります。逆上がりが苦手なお子さんのために鉄棒のことについて書いたマンガもありますし、音符の読み方、イラストの上手な描き方といったものまでありますので、お子さんの苦手な分野を読んでみるのもいいかもしれませんね。
コナンですと日本史の謎、恐竜の謎、というように謎を解いていく話の進み方になっていますので、飽きることなく続きが気になりながら最後まで読み切ることができるかと思います。
他にも科学に特化したマンガや、作文などの国語をメインにした学習マンガもあります。
お子さんの得意なことを伸ばすためでもいいですし、苦手なことを図解でわかりやすく理解してもらうために読んでもらうのもいいですね。
大人でもけっこう楽しめる学習マンガも多いですので、一緒に学習マンガを読んでみるのも楽しいのではないでしょうか。