大なり小なり人にはあまり思いだしたくないような過去もあります。思い出すだけで心が痛くなるので、ずっとそんな過去は見ないようにしていても、ふとした瞬間に思い出したりして落ち込んだり。
そういう時にあなたならどうしますか?
もちろんいろいろな元気を出す方法はあります。
映画の名言から元気をもらえることもありますので、今回は私の大好きなライオンキングから名言をご紹介いたします。
辛い過去の内容は人それぞれ。でも多くの人に刺さる言葉があります
ライオンキングは観たことはなくても、タイトルを聞いたことはあるのではないでしょうか。
舞台はアフリカのサバンナ。動物たちの王のムファサは主人公シンバの父。子どものシンバも大きくなったら父の後を継ぐと誰もが思っているところに、シンバの叔父にあたるスカ―はムファサを殺害します。さらにムファサはシンバのせいで亡くなったのだと思いこませて、シンバをサバンナから追放しスカーが王の座につきます。
ココロにも傷をおったシンバ。逃げた先で出会った仲間たちには「気にすることないさ」と言ってその言葉に助けられ一緒に大人になるまで過ごします。しかしかつての仲間に出会ったときに、自分の過去を思い出し、辛い記憶がよみがえります。そこで言われる言葉が
「過去から逃げるのか、過去からなにか学ぶのか」です。
その言葉によってシンバはスカーと対立して勝利し、ライオンキングになったのでした。
痛かった過去があるからこそ、今の自分がある
本当に辛い過去があったとします。必ずしもその辛さと向き合わないといけないと言うことではありません。
しかし毎回思い出すのが辛いときは、一度向かい合ってみるのも一つの手だと思うのです。思い出すときは辛くても、そのとき起こったことを客観的に見てみるとか、他の人の視点から見てみると違う現実が見えることもあります。
さらに時間が経つと、最悪だと思っていただけの出来ごとが、その後の自分にとって必要なことだったと気づく場合もあります。向き合うことによって過去から学べることもあるはずですから。
このように映画というのは、単純におもしろい娯楽作品というだけでなく、自分の人生にとって大事な言葉をもたらしてくれることもあります。何千、何万と映画があるので、それだけ名言もたくさんあって人によって響く言葉は違います。
今後もいくつか映画の名言をピックアップしてご紹介していきますね。