周りから見るとにすごく幸せに過ごしていっている人でも「私って不幸」と思って過ごしている人がいます。
そんな人がいる一方で、どんなに辛い状況にあっても幸せを感じられる人はいます。さてこの2人の違いはなんなのでしょうか。
昔のお話しでも現代で通じるところがある作品をご紹介します
男女の恋愛などがたくさんの短編が入ったマンガです。20年以上前の漫画なのでその時代ならではのシーンもありますが、今読んでもすごく共感できルお話しもたくさんあります。
「原色恋愛図鑑」の中にこんなお話があります。
すごく美人で綺麗な主人公は社内の人と不倫して、それがバレて仕事も辞めることになります。いつも恋愛運がなくてこんな私かわいそうと思って過ごしています。そんな主人公のお友達は一見冴えなくて運も悪くお金もないけれど、いつも幸せを感じている女性。その彼女が再婚することになりますが相手の男性もかなり運が悪い男性でした。それでもいつも笑って笑顔で過ごしています。最後に女性はこの冴えない友人のすごさに気づいて、自分ももっとがんばろう、楽しく生きようと思えるのです。
自分の意識はどこを向いているかがポイント
この2人の違いは何でしょうか。
最初の美人な主人公は自分の不幸ポイントばかりを見つめて『私は不幸なんだ』と自分で決めつけているのです。容姿も良く、仕事も探せばすぐに見つかります。こういった恵まれている環境であっても自分自身が不幸だと思ってしまえば、現実は『不幸』ということになるのです。
逆に、運やお金がなくとも、雨風をしのげる家がある、かわいい子どもが毎日元気で過ごしている、など『自分のあるもの』に目を向ければ充実して幸せな気持ちを持って生活することができます。
「お金がなくて不幸だ」「もっと自分はやりたいことがあるのに」と毎日を過ごしていませんか?
毎日の食事は食べられていますか? 金額の大きいものでなくても自分の欲しいものを買っていませんか? 家賃を払えるお金もご飯を食べられるお金も、読みたい本を読むお金も「ある」んです。ないと思っているのは、無意識に無駄なものにお金を使っていることも多いので、見直して自分の本当に欲しいものにお金を使うと満足感が上がりますよ。
イヤイヤ仕事をしているなら、仕事のおもしろいポイントを見つけるとか、「この仕事だけは一番になる」など目標を決めると楽しくなってくることもあります。
「自分は不幸だ」と思って過ごしていると、いつまでも不幸な自分から抜け出すことはできません。自分の意識を「私の幸せ」にフォーカスして過ごしてみませんか。