響 小説家になる方法が『響-HIBIKI-』として映画化され、2018年秋公開中です。
主人公の響はちょっと普通ではないように感じますが、自分というものをきちんと持っていてそこが魅力になっています。
自分は欠点だらけと思っていたり、周りに流されやすくて疲れてしまっている方、今一度自分の良いところに目を向けてみませんか?
響 小説家になる方法のあらすじ
スマートフォン・SNSの普及により、活字離れは急速に進み、出版不況の文学界。そこに現れた一人の天才少女、彼女の名は『響』。
15歳の彼女の小説は、圧倒的で絶対的な才能を感じさせるもので、文学の世界に革命を及ぼす力を持っていた。響は、普通じゃない。彼女は自分の信じる生き方を絶対曲げない。世間の常識と慣習に囚われた、建前をかざして生きる人々の誤魔化しを許すことができない。
響がとる行動は過去の栄光にすがる有名作家、スクープの欲だけで動く記者、生きることに挫折した売れない小説家など、様々な人に計り知れない影響を与え、彼らの価値観をも変えていく―。
(映画 響-HIBIKI-公式サイトより抜粋)
さらに主人公の響をイメージがぴったりな平手友梨奈さんが演じることで、さらに説得力の増す映画になりました。
先生からすると1人で過ごす生徒は「かわいそう。友だちと一緒の学校生活の方が幸せ」と思うこともあるかもしれません。しかし本人が1人でも楽しいと感じていたり、一緒にいなくても友だちだと思っていたら問題ないのです。
そういった「自分の中の常識」を他の人にもあてはめようとしたり、「他人の当たり前」に自分を合わせたりするので疲れてくるのだなぁとわからせてくれる作品です。
欠点を長所に言い変えてみましょう
自分は欠点だらけだから人から好かれない、という思い込みがあったとします。
しかし自分が欠点と思っていても、他人から見たら長所ということもたくさんあります。
気が弱い → 優しい
忘れっぽい → 新しいアイデアがすぐに思いつく
飽きやすい → 好奇心旺盛
物は言いようで、良い風にとらえることもできます。
違う視点で自分を見ることによって、自分の欠点が長所になります。
「私は人と同じようにできないからダメ」
と決めつけてしまうのではなく、自分の良い部分に注目したり
自分の中の
「人はこうあらなければならない」
という思い込みを捨ててしまいましょう。
他人はあなたのことをそんなに悪く思っていないかもしれません。自分自身が勝手に自分で決めた枠の中に収めようとして苦しんでいるだけの可能性もあります。
人と違うのでしたら、オンリーワンであなただからこその良さがあるということです。
今一度ご自身の良い部分を見つめ直してみませんか。