朝晩の寒暖差が大きくなり、子どもたちの通う学校でも風邪でお休みの子が増えてきています。
子どもがお休みだとなかなか親も外に出ることができませんよね。この機会に上映時間の長い映画を観てみるのはいかがでしょうか。
今回はその中でも3つの映画をご紹介いたします。
シンドラーのリスト(195分)
スティーヴン・スピルバーグ監督の映画で、第二次世界大戦中にナチス大虐殺から多くのユダヤ人を救ったオスカー・シンドラーという人の実話をもとに作られた作品です。
元々ユダヤ人を救うために頑張る人ではなく、経営者として利益を追求していく中で多くのユダヤ人とかかわっていき、子どもやお年寄りまで多くのユダヤ人を救って行く過程が心に響きます。事実に基づいていて暗くて重い雰囲気ではありますが、基本的に白黒の映像の中に際立たせたいもの(女の子のコートなど)だけ色をつけるという方法などもありますし、監督の想いがすごく伝わって見始めたら目が離せない映画です。
1900年(316分)
1900年。同じ日に身分の違う2人の男の子が生まれます。身分が違う二人だけど幼馴染みで仲良く育ち、成長するにつれて地主と搾取される側として身分ゆえに壁ができて対立します。
5時間を超えると聞いて最初は長い!と思いましたが、見始めると壮大でキレイな映像も多く、キャラクターも時代の背景もしっかり描けているのでそれぞれの想いに共感したり、見せ場も多いので長く感じさせません。
DVDですと2枚組みなので、休憩をはさみながら観るのもいいですね。
風と共にさりぬ(231分)
南北戦争が勃発しそうな1861年のアメリカ南部。大地主の長女スカーレット・オハラは気高く美しい女性で、とても気が強くて意地っ張りでとても爽快です。恋愛だけでなく、生きる上での生命力や行動力はとてもすばらしく、現代の女性からしてみてもめちゃくちゃカッコいいです。スカーレットの相手のバトラーも常にかっこよく、壮大なラブロマンすとなっています。
風と共にさりぬのタイトルは聞いたことがあるけれど、実際に映画を観たことがないという方も多いのではないでしょうか。こちらも長時間が苦にならない映画ですので、一気に観るのもいいかもしれませんね。
今回ご紹介したのは昔の名作ばかりでしたが、どれも今観ても楽しめる作品です。一気に観る時間が作れなくても、複数回に分けてもいいです。ぜひ一度長時間の映画を観てみてください。