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小学生高学年でも読めるおすすめ名作小説3選

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気が付けば12月。もう1年も終わろうとしていますね。

あっという間に冬休みやクリスマスもきます。今まではクリスマスプレゼントはおもちゃだけだった方も、1冊本をプラスしてプレゼントしてみませんか。

今回は小学生高学年でも読めるおすすめの本を3つご紹介いたします。

モモ

ミヒャエル・エンデの『モモ』。

大きな都会のはずれにある『円形劇場跡』に住んでいるモモ。道路掃除夫のベッポ老人と観光ガイドでほらふきのジジ青年2人が親友でした。

幸せに暮らしていましたが、灰色の男たちが街の人々の「時間」を盗むところから街の様子は変化していきます。時間に追われて、時間を節約する大人たちはだんだんとギスギスするように。

時間を取り戻すため灰色の男たちとモモたちがたたかうお話しです。

大人になってから読み返すと、また違った気づきなどが得られる作品です。子どもの頃に一度読んでそのころの感想を記しておくと、小学生の頃の感想と比較できておもしろいですよ。

宝島

ロバート・ルイス・スティーヴンスンの『宝島』。

ホーキンズ少年はとあることから宝島の地図を見つけ、ジョン・シルバーという海賊とともに宝島を目指します。

いざ宝島が見つかりそうになったときに、ジョン・シルバーと対立したり、海賊同士の反乱があったりします。少年は生きて海賊から逃げだすことができるのか、宝を手に入れるのは誰なのか、ハラハラドキドキしながら読むことができる作品です。

今年公開された『ドラえもん のび太と宝島』や『ワンピース』『パイレーツ・オブ・カリビアン』など好きなお子さまには、興味を持ちやすい作品ではないでしょうか。

この作品も子どもと大人では視点が違って少年目線で見るかシルバー目線で見るかで感想が変わってきますので、子どもの頃に一度読んでおくことをおすすめします。

坊っちゃん

夏目漱石の『坊っちゃん』。

江戸っ子でけんかっ早い主人公坊っちゃん。教師となり四国の中学校へ赴任します。そこで数々の嫌がらせを受けたり、ずる賢い「赤シャツ」というあだ名の教頭を懲らしめて東京へ戻っていく、というお話しです。

素直で曲がった子ことが嫌いな坊っちゃんや兄しか愛さない親、坊っちゃんを可愛がっている女中の清など個性的なキャラクターがたくさん登場します。最後はスカッとっするところも読んでいて楽しい作品ですので、お子さんも楽しく読んでくれるのではないでしょうか。

 

冬休みになると時間もできますし、1冊だけでなく複数冊本を購入したり図書館に行って探してみるのもおすすめです。

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